【初心者向け】WordPressインストール後の初期設定9ステップ図解

悩む人
レンタルサーバーの契約とドメインを設定、WordPressのインストールまで終わった!
いろんな設定があるけど、まずは何をすればいいの?

このような悩みを抱えているあなた!

WordPressにログインして「さあブログを書き始めよう!」と思ったら、いろいろなメニューが出てきて困惑していることでしょう。

 

私も初めてブログを立ち上げたときは、何から始めればいいのかわからず本を見ながら悪戦苦闘したのでその気持ちはよくわかります。

 

そこで、本記事ではこのような悩みを解決できるよう、WordPressインストール後の初期設定手順を8つのステップで解説していきます。

私がこのブログを立ち上げた時の設定画面を使って図解しているので、迷わず設定できるはずです。

 

基本的な部分だけですが、この設定さえ完了すれば記事を書ける準備は整うのでしっかりついてきてくださいね。

 

STEP1:テーマのインストール

プログラミング

一番最初のステップでは、ブログのデザインを決める「テーマ」をインストールしていきます。

 

他のブログではテーマのインストールは後回しになっていますが、個人的には最初にインストールしたほうがいいと考えます。

理由として、テーマに搭載されている機能によってはプラグインのインストールが不要になる場合があるからです。

 

プラグインはWordPressに便利な機能を搭載してくれますが、インストールしすぎるとブログが重くなる原因になります。

セキュリティホールができやすくなるので、ハッキングされる危険も高まります。

 

このように、インストールの手間が省ける、ブログが軽くなる、セキュリティ対策、といった面からテーマインストールは最初に行いましょう。

 

WordPressのテーマとは?

テーマとはWebサイト全体のテンプレートのことです。

WordPressは自由にWebサイトを構築できますが、細かいデザインを作るとなればプログラミングスキルが必要です。

 

一方、テーマは初めから必要な機能が整っているので、ブログ初心者でも簡単に見栄えのいいWebサイトを作れます。

そのため、最速でブログを収益化するなら、記事の執筆に集中したいので、テーマをインストールしましょう。

インストールするテーマを決める

ワードプレス

 

WordPressのテーマには無料・有料の2種類あるので、どちらをインストールするか決めましょう。

無料テーマのメリット・デメリット

無料テーマのメリットは、導入コストがかからないことです。

気に入ったテーマを見つけたら、インストールするだけで設定完了!

お金がかかりません。

 

デメリットとして、「SEO対策・サポート体制・バージョンアップが不十分」ということです。
※「SEO対策」とは、検索上位に表示するための施策です。

 

無料なので、企業がいくら頑張ったところで利益につながりません。

当然、サポート体制が不十分ですし、将来的にバージョンアップが止まることも考えられます。

また、SEO対策が不十分なことも多く、必要な部分は自分でカスタマイズするか、プラグインで補う必要があります。

 

そのため、将来的には別のテーマに変更したり、大幅な改修が必要になるなどのリスクがあることは覚えておきましょう。

 

有料テーマのメリット・デメリット

 

有料テーマのメリットは、デザイン・SEO対策が抜群に優れているということです。

企業が力を入れてしっかりと作りこんでおり、機能が豊富なので、ブログ開設初日の時点でプロのようなデザインに仕上げられます。

サポート体制もしっかりしているので、定期的にアップデートされ最新の状態で使えます。

また、有料テーマは使っている人が多いので、何か困った時に調べると解決策が出てきやすいです。

 

無料テーマだと、「●●(テーマ名) できない」と検索しても、何も出てことが多く途方に暮れることもあるでしょう。

一方有料テーマは、公式にサポートページがありますし、まとめたブログが何かしら出てきます。

 

初心者はわからないことが多いので、サポート体制が充実している有料テーマを始めることをオススメします。

 

デメリットは、費用が掛かるということです。

ある程度のクオリティのテーマになると、1万円~2万円はかかります。

 

ブログで稼げるようになると速攻で回収できる金額なので、初期投資と割り切りましょう。

 

おすすめのテーマは?(無料・有料)

無料テーマは下記3つのどれかから選べば失敗しないでしょう。

上記はどれもデザインが美しく、SEO対策がしっかりとしているテーマです。

無料テーマの中でも利用者が多いので、何か困ったことがあれば調べやすいのもメリットです。

 

有料テーマだと、THE THOR(ザ・トール)一択といって良いでしょう

なぜなら、アフィリエイト広告で稼ぐことに特化したテーマだからです。

 

実際このブログも、『THE THOR(ザ・トール)』を使って作っています。

私自身、THE THORを使うことで下記のメリットを実感しています。

 

  • SEO対策抜群!記事が上位表示されやすい
  • テンプレートが豊富なのでデザイン初心者でもプロ並みのブログが作れる
  • アダルト・出会い系ジャンルでも利用OK
  • テーマを『THE THOR』にしたらアクセス&収益が倍になった
  • 高速表示でサクサク読み込める

 

あなたがブログを始めた本質的な理由は、「情報発信したい」ではなく「お金を稼ぎたいから」ですよね?

そのためには、集客に強い環境でブログを書く必要があります。

 

1日でも早く稼ぎたいなら、『THE THOR』をインストールして記事を書くことで効率よく集客できるので、収益アップの近道といえます。

>>THE THOR(ザ・トール)のインストールはコチラ

テーマのインストール方法

インストールするテーマを決めたら、テーマファイルをダウンロードし、WordPressにインストールしていきます。

ここでは、実際にTHE THORをインストールする手順を解説します。

 

なお、テーマファイルはzipのままインストールするので、解凍してはいけません。

 

①外観→テーマ→「新規追加」をクリックします。

テーマインストール

 

②テーマのアップロード→ファイルを選択します。

 

テーマインストール

③テーマが親テーマと子テーマの2つある場合は、親テーマを先にインストールした後に子テーマをインストールします。

 

④インストールが完了したら、子テーマを有効化します。

テーマインストール

 

・親テーマと子テーマは解凍しないこと
・子テーマよりも親テーマを先にWordPressにインストールすること
・子テーマのみを有効化すること

 

以上の手順で、WordPressのテーマインストールと有効化が完了です。

 

STEP2:一般設定

 

ワードプレス一般設定

 

ブログタイトル・メールアドレスなど、基本的な設定を行います。

左のメニュー下側の「設定」→「一般」をクリックすると、一般設定の画面にアクセスできます。

下記の部分を設定していきましょう。

 

ブログタイトル・キャッチフレーズ

一般設定サイトタイトル

ブログタイトルはWordPressのインストール時に入力したものがそのまま反映されています。

おそらく、適当に決めている人もいると思うので、この際ブログに合った内容に見直してみるといいでしょう。

短め、印象に残るといったことを意識してみてください。

 

キャッチフレーズは「Just another WordPress site」が入力されてるので、削除して空欄しておくことをオススメします。

理由は、テーマによっては予期せぬところに表示されてしまい、SEO的にマイナス評価となる恐れがあるからです。

 

サイトURLの確認

一般設定-サイトURL

 

基本的に同じアドレスが入力されているので、初期設定のままで問題ありません。

ちなみに、2つの項目の意味は下記の通り。

 

WordPressアドレス:レンタルサーバーにWordPressがインストールされている場所
サイトアドレス:アクセスしたときに読み込むアドレス

 

なお、WebサイトをSSL化しているなら、URLの「http://」部分を「https://」に修正しましょう。

レンタルサーバーによりますが、WordPressの自動インストールを行っているなら、SSL化の設定は完了しているはずです。

 

SSL化とは、Webサイトの通信を暗号化しセキュリティ強化をする仕組みです。

 

管理者メールアドレス

管理者メールアドレス

WordPressからのお知らせが届くメールアドレスです。

更新情報、問題があった場合、コメントがあった時などですね。

基本的に有効なメールアドレスであればなんでもかまわないので、設定しておきましょう。

メンバーシップ設定

メンバーシップ設定

メンバーシップのチェックは初期設定のまま外しておきましょう。

ワードプレスには、複数のユーザーを作成して権限を付与する機能があります。

 

例えば、企業がWebライターを雇って自社サイトのブログ記事を書いてもらいたいけど、プラグイン・固定ページはいじられたくない場合等ですね

ここにチェックを入れると、だれでもユーザーを作れるようになりセキュリティの穴ができやすくなってしまいます。

個人でブログを運営するなら、関係ない部分なのでノータッチでOKです。

 

言語・タイムゾーン設定

言語・時間

 

タイムゾーンは好みの表示に変更しておきましょう。

基本的に初期設定のままでOKです。

 

以上の設定が完了したら、「変更を保存」ボタンをクリックし一般設定は完了です。

 

STEP3:パーマリンク設定

 

パーマリンクは、「https://ドメイン名/パーマリンク」といった記事のURLことです。

初期設定では「http://ドメイン名/?p=1234」といった表記ですが、実はSEO的に問題がありGoogleに評価されにくくい状態です。

 

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。
引用元:シンプルな URL 構造を維持する

 

このように、人間が見て意味が分かる構成がSEO対策として優れたパーマリンクということ。

初期設定だと数字の羅列だけなので、内容がわからずGoogleの評価が上がらないということですね。

そのため、パーマリンクを自分で決められるように設定を変更していきます。

設定方法は下記の通り。

 

①左メニューの設定→パーマリンクをクリック。

②パーマリンク設定の中にある、「投稿名」にチェックを入れて「変更を保存」をクリックすれば設定完了です。

 

実際に記事の投稿ページで確認してみます。

下記のように「https://ドメイン名/パーマリンク入力」といった表示になっていたらOK。

パーマリンク設定

 

なお、日本語のURLは推奨されていないので、記事を投稿する時は内容にあった英語に書き換えてから投稿しましょう。

 

STEP4:ディスカッション設定

ディスカッション設定では、コメントやピンバック・トラックバックの設定を管理できます。

しかし、実際に運営していると使わない機能です。

また、有効なままだと、スパムの標的になるのでOFFにしておきましょう。

設定手順は下記の通り。

 

①左メニューの設定→ディスカッションをクリック。

②ディスカッションのチェックボックスをすべて外すし「変更を保存」をクリック

 

ディスカッション設定

 

これにより、記事を投稿してもコメント欄が非表示になりますし、あなたの記事を内部リンクでつないでもピンバック・トラックバック通知がなくなるのでストレスフリーになります。

 

STEP5:カテゴリーを設定

投稿した記事をカテゴリーで分類できると管理も楽ですし、ユーザーも見やすいので双方にメリットがあります。

ブログの方向性を決めるうえでも大切なポイントなので、下記の手順でカテゴリーを設定していきましょう。

 

①左メニューの投稿→カテゴリーをクリック。

②カテゴリー名とスラッグを入力し、「新規カテゴリーを追加」をクリックして追加完了です。

ワードプレスカテゴリー追加

 

STEP6:プラグインのインストール(まずはこの3つ)

 

WordPressを管理しやすくし、効率よくSEO対策をするためにもプラグインはとても便利です。

しかし、プラグインをインストールしすぎると、読み込む量が多くなるのでブログが重くなり、セキュリティホールができやすくなるので最小限にしておきたいところ。

 

そのため、まずはWordPressでブログ運営するために最低限必要な下記の3つのプラグインをインストールしておきましょう。

 

  •  XML Sitemaps(Google XML Sitemaps)
  • Clasic Editor
  • BackWPup

 

インストール方法は下記の通り。

左メニューの投稿→プラグイン→新規追加 をクリック。

プラグイン追加

 

プラグインを追加する画面に切り替わるので、検索ボックスにプラグインの名前を入力し、Enterキーを押して検索する。

プラグイン追加

 

プラグイン一覧が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックするとインストール開始。

プラグインイインストール

 

インストールが完了すると「今すぐインストール」ボタンが「有効化」に変わるので、クリックするとプラグインの有効化が完了です。

※プラグインはインストールしても有効にはならないので、有効化ボタンを押し忘れないように注意しましょう。

 

XML Sitemaps(Google XML Sitemaps)

XML Sitemaps

 

XML Sitemapsは、サイト構成・ページ内容をGoogle検索エンジンクローラーに送信するサイトマップを作成するプラグイン。

効率よくSEO対策を行い、検索上位表示を目指すためには必須です。

Clasic Editor

CLasic Edirotr

 

Clasic Editorでは、WordPressの旧エディタ(クラシックエディター)と新エディター(ブロックエディター)を切り替えるためのプラグインです。

 

通常、WordPressをインストールした時はブロックエディターのみ。

ブロックエディターはHTMLなどプログラミングスキルが無い人でも自由にカスタマイズできるように作られています。

 

しかし、テーマによってはブロックエディタに対応しておらず、クラシックエディターでしか使えない機能もあります。

そういった時に備えて、クラシックエディターとブロックエディターを切り替えられるようにClasic Editorはインストールしておきましょう。

BackWPup

BackWPup

 

BackWPupは、WordPressのデータをバックアップしてくれるプラグインです。

長くブログを運営していると間違って記事を消してしまうこともありますし、アップデート等のトラブルでサイトが上手く表示されなくなることもあります。

そういった場合の対策として、バックアップは必須。

スケジュールは自分で決められるので、インストールしておきましょう。

設定については、別の記事で解説しています。

 

STEP7:ニックネームを変更

 

設定やテーマによって違いますが、プロフィール名(投稿者名)とログインIDが一緒になっていることがあります。

プロフィール名とログインIDが一緒だとセキュリティ的に問題があるので、任意のニックネームに変更します。

①左メニュー『ユーザー』→『ユーザー一覧』→変更するユーザーの『編集』をクリックします。

ユーザー変更

 

②「ニックネーム」を任意の名前に変更、「ブログ上の表示名」を変更したニックネームに選択。

ユーザー変更

③『プロフィールを更新』をクリックして、変更完了です。

 

STEP8:Googleサーチコンソールの設定

 

Googleサーチコンソールは、Googleが提供する無料のWeb解析ツールです。

あなたの記事の検索順位や検索キーワード(検索クエリ)を可視化できるので、ブログを運営するなら必須のツール。

また、あなたが記事を投稿/更新した時に、Googleの検索エンジンに「記事を投稿/更新しましたよ」と送信する役目もありますので、必ず登録して設定しておきましょう。

 

設定作業には手間がかかるので、以下の記事で解説しています。

 

>>【図解】Googleサーチコンソール設定手順を4ステップで解説

【図解】Googleサーチコンソール設定手順を4ステップで解説

STEP9:Googleアナリティクスの設定

 

Googleアナリティクスは、Googleが提供している「あなたのブログのアクセス数」「ユーザーの行動」を分析できる無料ツールです。

 

アクセス分析をすることで下記のようなことがわかるので、ブログを運営するなら必須ツールといえます

 

  • ブログ全体のアクセス数はどれくらいか?
  • ユーザーはどこからアクセスしてきたのか?
  • どんな記事のアクセスが多いのか?
  • 離脱ポイントはどこか?

設定する手順は少し長くなるので、以下の記事で解説しています。

>>【図解】Googleアナリティクス初期設定3ステップ!初心者向けに解説

【図解】Googleアナリティクス初期設定3ステップ!初心者向けに解説

 

まとめ

 

WordPressインストール後の初期設定を、下記8つのステップで解説してきました。

 

STEP1:テーマのインストール
STEP2:一般設定
STEP3:パーマリンク設定
STEP4:ディスカッション設定
STEP5:カテゴリーを設定
STEP6:プラグインのインストール(まずはこの3つ)
STEP7:ニックネームを変更
STEP8:Googleサーチコンソールの設定
STEP9:Googleアナリティクスの設定

 

WordPressのカスタマイズの幅はとても広く、これで全て完了というわけではありません。

 

これから記事を積み上げていくと「この機能が欲しい」「この機能邪魔だな」と思い、そこで初めて行う設定も多いです。

 

そのため、まずは記事を書いていきながら、並行してWordPressの設定を深く学んでいきましょう。