.JPG)
(2007.8.16撮影)
.JPG)
(2007.8.16撮影)
(2007.8.16撮影)
◆野蒜水門のしくみ
-.gif)
水門はゲートを上に引き上げるのが一般的 この方式はゲートを観音開きに開閉する
です。しかしこの形式では、船舶が通航する もので、堤防の高さより上に構造物を必要
には背の高い構造となり、景観を損ねるとと としません。またゲート保守のための管理橋
もに工事費が高いという理由から採用されま も必要ありません。こうしたことから景観にも
せんでした。 配慮し、コスト縮減も図られました。
web.gif)
従来の形式では、油タンク、油圧ポンプなど この形式は油圧シリンダーに油タンク、油圧
の機器が単品で配置され、油圧配管の工事 ポンプなどの機器が一体化された新技術で
も行うため、工事費が掛かりました。 検査も容易となり、信頼性が向上しました。
また油圧配管もこのユニットに組み込まれる
るため、コストの縮減につながりました。
web.gif)
◆ レンガ◆
この水門に使用しているレンガは、凍害による劣化を防止するため”焼き”の温度を上げた含
水率の低いレンガ(含水率5%以下、1200℃~1300℃で達成)です、あえて色を変え、一部
コブつきのレンガにするとともに、わざと大きな容器の中で回転させ角を落としています。レン
ガを縦に並べた装飾は、野蒜築港跡の新鳴瀬川レンガ橋台にならったものです。レンガの基
本的な配列はイギリス積みといい、大きな強度を必要とする土木構造物に使われる積み方で
す。
また、目地は白セメントを使用し、レンガという素材が浮かび上がるよう配慮しました。
こうした工夫で、野蒜の歴史を感じさせ、大きな壁面でも凹凸のある表情となっています。
◆コーナーストーン◆
レンガ構造でも角部は補強のため石材が使われることが多いため、角石を設置しています。
石材としては耐久性に富んだ白御影石(花崗岩)を使用しました。国会議事堂に使われている
ものと同じです。
◆ゲート等の塗装◆
レンガの色との調和を考慮し、日本の伝統色から深みのある緑色で、松や杉等の常緑樹の緑
である「千歳緑(せんざいみどり)」を選びました。上部の転落防止柵は目立たないようにして
います。
※出典:パンフレット『地域の暮らしに安全・安心を 野蒜水門』 から抜粋掲載
資料提供:国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所 ⇒ こちら